カランビットのお話4

 カランビットには①フィンガーリングが付いている②刃が三日月状に曲がっているという大きな特徴があり、①フィンガーリングが付いていることで(1)武器を落とさなくなる、ディスアームされなくなるという利点と(2)カランビットを持った手で物を掴めるというメリットがあると今まで述べてきました。

 今回はフィンガーリングの利点の3つ目です。

 カランビットとナイフを目の前に出し、どちらかを使って戦って下さいと言ったらほぼすべての人はナイフを選ぶはずです。もちろんナイフやカランビットの大きさ、刃渡り、両刃かどうかという点も影響しますが、通常ナイフの方が刀身が長いものが多いでしょう。

 その刀身の長さが戦闘においては圧倒的に有利ですので、ナイフの方が魅力的に映るはずなのです。

 カランビットはその点においてナイフに一歩リードを許すことになります。

 しかし、それを補う技術として「フレイル(エクステンド)」という技術があります。

 人差し指に掛けたカランビットを前に振り出して打ったり切ったりする技術です。

 これによりグリップ一つ分の刀身を稼げますので、刀身の短いカランビットでもナイフと対抗できるのです。

 またこの技術により相手のガードを掻い潜ってダメージを与えることができるようになります。

 タクティカル・シラット 岩田

 

タクティカル・シラット

インドネシアやマレーシアなどの東南アジアで広く普及している武術「シラット」。  そのシラットを練習している「タクティカル・シラット」という団体です。  組手練習で、打撃、関節、テイクダウン、拘束、武器術(カランビット、ナイフ、スティック)等を行います。  興味のある方はお気軽にお問合せ下さい(*'▽')

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