ナイフ・ディフェンス
本日もシラットの定期教室があり、第3週ですのでナイフディフェンスを行う予定です。
と言っても私は最近ナイフディフェンスという言葉をやめようか、と思っています。
というのは、タクシではナイフの攻撃術もやりますし(あくまで攻撃を知らないと守ることもわからないという考えでやっております。武器で他人を傷つけることは言うまでもなく犯罪です)、そもそもシラットの基礎コンセプト、攻防同型からすると防御面だけをクローズアップするのもどうなんだろうという気持ちもあります。
そして、ナイフ・ディフェンスの花形であるナイフ・ディスアーム、タクシの教室に来ていただいている方はご存知かと思いますが、むしろオフェンスという理解でやっています。
狭義のナイフ・ディフェンスはナイフ攻撃から身をかわす技術群、「タッピング」「ストッピング」「キャッチング」「ブロック&キャッチ」「ブロック&パリー」等の部分を指し、その後のディスアームはその後の打撃や関節同様に攻撃と考えているのです。リヴァースなんかは攻撃そのものですよね。
以上の事からすると、「ナイフ・テクニック」などの名称の方がしっくりくるんですね。
しかしそう表記するとどうしてもナイフ攻撃やナイフを振り回すニュアンスを強く感じてしまいますし、かと言ってカランビットのように「ナイフ」だけでも今一つピンときません…。
今のところ、「ナイフ対処」ぐらいがいいかなと思っておりますが、なんかダサいですし(笑)インドネシア語で「デラベリ・ピサウ」って書いてもみんな「?」ですよね。
みなさんも何かアイディアがありましたら教えて下さい。
タクティカル・シラット 岩田
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