テイクダウンセミナーの復習用
今回は先日テイクダウンセミナーに来ていただいた方々への復習用の内容です。
来ていただいていない方々にはわからないこともあるかもしれませんがご容赦下さい。
今回のセミナーではテイクダウンを以下の3つのメソッドから説明いたしました。
ひとつは「トライアングル」。人間は2本しか足がありませんので、両足のかかとを結んだ線を1辺とした三角形をイメージして、その三角形の頂点に向けて重心を掛けるとテイクダウンできるというものです。サプー(足払い)を題材に練習しました。
もう一つは「アンカーリング」。相手の足を払うときに、反対の足に体重が掛かってしまっていると足を刈っても倒せませんので、刈る方の足に一定の体重を乗せる必要がありました。ただ単に刈る方の足に体重を掛けると重くて刈ることが難しくなってしまうので、コツがありましたね?
最後の一つは「ストレートライン」。プターカパラのような回転系の技を掛けるとき、相手の両足のかかとを結んだ線の外にいると相手の両足で頑張られてしまうので、延長線上に自分が立てばテイクダウンをしやすい、という説明を致しました。
足の刈り方・倒し方として、
サプー(スウィープ)をタリクカパラなどを通して
ビセット(バックスウィープ)をフィギュア4などを通して
レッグトラップをショルダーロックやレッグカイルなどを通して
バックニートラップをグンティガンやアンクルフックTDを通して練習して頂きました。
プターカパラを通じて「ストレートライン」「オーバーライン」を
ネックレンチへのロックフローやチングラッブTDで「逆ベクトル」を
カキプターカパラやバリオグポマリで「パワーアシスト」を
タリクタンガンで「アンチスタンス」を練習して頂きました。
最後にいつもの関節技・拘束技からのテイクダウンとして、
ネックレンチからのヘッドティルト、
フィギュア4からのアメリカーナ、
ラバイ4テイクダウンを、
単体のテイクダウンとして
タリクカパラ
ケンジット・シク・ムカ
そしてそこから相手をうつ伏せにする方法2種とその後の拘束技を学んで頂いて終了しました。
テイクダウンの単体技は前回9種類行ったのですがそこまで至らず、また蹴り対処もできませんでしたので、またそう遠くないうちにテイクダウンセミナーをやりたいと思います。
参加して頂いた方々本当にありがとうございました!
タクティカル・シラット 岩田
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